2013年9月7日土曜日

海外投資の新興国債券の必要性

海外投資は、リスクを押さえるためにインデックス投資で行うことが、ベターな戦略です。特に初心者の人は、情報も少ない上に、為替リスクや地政学リスクも背負う個別株投資は、控えた方が無難でしょう。そして、株式と債券のインデックス・ファンドに分散投資するわけです。


ここで疑問になるのが、新興国の扱い、特に新興国債券への投資が必要なのかどうかという点です。新興国債券については、専門家の中でもある程度意見は分かれますが、大成派は「新興国債券は不要だ」という見解です。

新興国債券への投資は必要か

筆者もこの意見に概ね賛成です。新興国債券への投資が必要ないという理由は、主に為替リスクが大きいからです。新興国では、米ドルとの固定相場制を取る国がある一方、必要に応じてわざと自国通貨安へ誘導する国(インド・ベトナムなど)も少なくありません。これでは、日本円に戻す際に為替差損が生じるので、金利が高くとも吹っ飛んでしまいます。

債務の対GDP比率は、新興国の方が先進国よりも遙かに低く、国債の格付けとは裏腹に、実際の安全性はもっと高い国もあると思います。しかし、新興国債券に投資するのは、2013年現在では時期尚早だと思います。